hikage de botanical garden

日陰ベランダで苦戦する花は咲くのかな日記。

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ビカクシダの育て方

私が育て方を記すなんて10年早い?
とても恐れ多いタイトルなんですが

今度、友人と手持ちの植物の子株を交換しよう!という事になり
私からは今年2つに株分けしたビカクシダを渡す約束をしまして

彼女にわかりやすく育て方を伝えたいと思うのと同時に
いままでのビカクシダを育てた自分なりのまとめを記録しておこうかと

彼女に知って欲しい「ビカクのここだけは!」って事を記してます
相変わらずだらだらと長いですが・・・
ちなみに詳しい分類や自生地などはここではスルー

まずはビカクシダってどういう植物なの?って聞かれたら
見て頂きたいページにしたいと思いますーーー



【ビカクシダの基本しくみ】

IMG_6180_effected.jpg

ビカクシダの急所

ここで全てが生成される、いわば一番デリケートで大切なところ
裏には株の根がありますので株分けや植え替えの際には
ここ一帯を傷つけないようくれぐれも注意が必要

ここさえ元気で枯れてなければ、今の葉が枯れようが落ちようが
新しい葉を出して復活します!めちゃくちゃタフ!な植物

逆に今の葉がどんなに綺麗に残っていても
ここが加湿で根腐れして茶色くなったり、
もげたり激しく傷ついた場合は
株全体が枯れて終わってしまう事を覚悟しましょうー
(愛しのスペルブムで経験済み—涙)



葉の種類は2種類

IMG_6179_effected.jpg

胞子葉
役割:光合成・水分の吸収・胞子をつける
形:大抵は垂れ下がってシカの角のような形をしている葉
葉やけしたり、枯れると自然と葉が落ち新しい葉を次々に出す


貯水葉
役割:名の通り株元の水分を蒸発しないよう蓄える
落ちてきた枯れ葉や虫の死骸等の養分を貯め込む
形:株全体を包み込んでいる葉
この葉は枯れてもちゃんと株を守る役割を果たしており
枯れているのは正常な状態です
胞子葉の様に落ちる事はなく、
自生地では着生した木の落ち葉を溜め込み
何枚も貯水葉を重ねてゆくことにより株を大きくしているのです

ビカクシダの葉の表面に産毛のようなものが付いていいるのも特徴
小さいうちからモケモケの毛をまとって生えてきて非常に可愛らしい
この産毛は再生しないのでくれぐれも引っ掻いたり、
拭き取ったりしないようにしましょう



【育て方】

育てる場所
日当りの良い屋外がベスト(15℃以下〜真冬は避ける)
真夏の直射日光の強い場所は避けます(品種によるまれな例外あり)

室内の場合は通風がある日当りの良いところ
通風のない場合はサーキュレーターや扇風機で
ゆるやかな風の流れを作る事が必須です
直にエアコンやサーキュレーターの強風を当てるのは避けます

水やり
基本は「水苔が乾いたら」が大前提
水のやり方はこの写真の株だと水苔全体にしっかり水がしみ込むまでたっぷり
シャワーで株〜葉全体を濡らしてあげると綺麗に葉を伸ばすような気がします
乾かす&濡らすのメリハリを付けると良いです
板付けの場合は株の下の水苔を触ってカラカラになる直前に与えます
鉢植えは持った重さで確認すると分りやすいです
常にぐっしょりと濡れていると水苔に虫が湧きやすいのと
根腐れしやすい個体もあるので注意します



「何日に1回、水をやる?」というのは言いがたいです
個体の大きさや季節あるいは日ごと湿度が変わるので
乾き方が早い、なかなか乾かない、とかなり違うのです

雨が振ったとしても雨が直接かからない軒下などは
湿度は高くとも予想以上に風が強いなどで
水苔は早く乾きカラカラになります

小さい個体(植え込み材が20cm程度)を育てる場合は
毎日触っていつ頃水をやるのか予想を立てることがベスト


上記はあくまでも基本で
品種によって水の好みも違うようです
例外としては(あくまでもウチの子を見た感想)以下があります


ビーチー:乾ききるより前に水をあげないと次に出してる葉が枯れやすい
コロナリウム:根腐れしやすいので根元が乾くまで水を与えない
リドレイ:風通しが大前提で、乾ききる寸前に水をやる。
     高温&日光が好きなので乾燥&濡らすのサイクルを短めに

ちょっと水やり間違えたからといってすぐには枯れません
特に群生の大きい株は多少水やりがルーズでもたいがい生きてゆきます^^
比較的やり直しがきく植物なので神経質になる必要はないかと!

冬は室内でも15℃以下になるようであれば水やりを控え気味にします

10℃を下回って水をたっぷり与えると株がしなびる、もしくは枯れます。
水を与える際には暖かい浴室や室温を上げて、
株が冷えきる事のないように注意します
真冬の冷水も避けて少しぬるめの水を与えます

ウチは真冬の室内の最低気温5℃以下になる事もしばしば
水やりを減らしても室内の加湿(平均80〜90%)だけは途絶えない様にしてます
もちろん冬場は部屋を閉め切るためサーキュレーターは切り離せません
そのせいか低温でビカクが枯れたことはありませんでした
(低温が苦手なリドレイでも大丈夫でした)
加湿により住人は風邪をひきにくくなる&肌が乾燥しにくいという嬉しい効果もあり


肥料など
好きな方です
与えなくても生きてゆけますが、与えた方が成長が著しく変化があります
普通の観葉植物の肥料でも効果あり(プロミック・マグワンプなど)
一般的なのは油かす(私は匂いのないナメクジ予防のつばき油かすを使用)
与え方は枯れた貯水葉の裏や植え込み材に差し込みます。
緑色の葉に肥料がふれると肥料やけするので注意しましょう


害虫
カイガラムシ
葉の表裏に1〜2mmの茶色いブツブツがそれです
乾燥&無風の状態が続くとどうしても付きます
殺虫剤は効果ありません、ひたすら手で駆除です
ブラシで払い落としてもまた付着するので、
私はロウソク片手にピンセットでつまんで焼き殺してます(ふふふ・・)

ヤスデ・ダンゴムシ・ナメクジなど
大きい株になるほど外へ出すとどうしてもついてしまう虫です
うちでは小さい株にはつきにくいようですが
マンションの上階だからかもしれません・・・
事前にオルトランや虫除けの薬を仕込むといいでしょう
やりすぎは葉の成長障害をきたすのでほどほどに
うちではオルトラン+ニーム(虫除けハーブ)の水溶液を与えています

先日、ワラジムシのヒドいビーチーに
冬の室内へ取込む前の処置にこれを試してみました
    ↓


ワラジムシは害虫ではないみたいなんですけど不快なんで・・ね
今のところ特に薬害は出ていませんが
もし使用される場合は自己責任でお願いしますね


以上!

特に変な事は書いてないと思うのですが大丈夫かな??
個人的な育て方のまとめなんで
苦情は困りますが、ご助言は大歓迎です

ヒンシュク買ってなければ良いのだけどーー

これからビカクシダを!という方には
参考にしていただけたらと思いますー

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